「熱意を持って応募したのに断られた」という落胆の声は後を絶たない。動物の愛護及び管理に関する法律の改正に伴い、終生飼養の徹底や適正飼養の基準が年々厳格化していることが背景にある。
単身者や高齢者世帯、留守番時間が長い共働き家庭、ペット不可物件への居住などは、多くの団体で即座にお断りの対象となりやすい。「犬の十数年の寿命を誰が最後まで背負うのか」という問いに対し、万が一の際の後見人を明確に立てられるかどうかが審査の分かれ目となる。理不尽に思える厳しいハードルも、すべては犬が二度と悲劇を繰り返さないための防波堤なのだ。