ジャスタウェイの伝説がアニメの枠を完全に超越したきっかけは、アニメ『銀魂』で数々の名エピソードを手掛けたメイン脚本家・大和屋暁氏の存在です。競馬ファンとしても知られる大和屋氏は、父である大和屋竺氏(脚本家・元馬主)の影響を受け、自身もJRAの個人馬主資格を取得しました。
大和屋氏がセレクトセールで購入したハーツクライ産駒の牡馬に対し、自身が深く関わる『銀魂』への愛着を込めて命名したのが「ジャスタウェイ(Just a Way=その道を行け/我が道を行く)」でした。名付けた際、大和屋氏は空知英秋氏に「馬にジャスタウェイって名前をつけてもいいですか?」と尋ね、空知氏も「ぜひつけてください!」と快諾したという裏話が残されています。
当時はファンからも「銀魂のあのギャグ爆弾の名前を競走馬につけるとは」と温かい笑いをもって受け止められていましたが、この1頭の馬が後に世界の頂点へ駆け上がるとは、まだ誰も予想していませんでした。