「フードコートのサラダと、店内の総菜売り場(デリ)で売っているサラダは同じ中身なのか?」という疑問は、コストコ初心者が最も抱きやすい誤解の1つです。編集部の検証結果によると、この2つには明確な仕様の違いが存在します。
まず「チキンの肉質と仕込み」が異なります。店内デリの大容量パックに入っているチキンは、店内で焼き上げた名物「ロティサリーチキン」を人の手で丁寧に割いた胸肉・もも肉のブレンドであることが多く、しっとりとしたジューシーさが際立ちます。一方、フードコート用のチキンはスピーディーな盛り付けを可能にするため、あらかじめスライスされた均一なスチームチキンが採用される傾向にあります。
さらに「クルトンとチーズの形状」にも差があります。デリ商品は長時間持ち歩いてもふやけないよう、極めて大粒でハードに焼き上げられたガーリッククルトンが別添パックで封入されていますが、フードコート版は提供時点ですぐに食べられるよう、直接トッピングされているのが基本です。つまり、「その場で即座に食べるならフードコート、自宅で家族とシェアして楽しむならデリ」という設計思想の違いが意図的に設けられています。