かつて「アロマテラピー ハウス 生活の木」として名を馳せ、地下から上層階までハーブとアロマの体験価値を凝縮していた神宮前6丁目の拠点。2026年現在、生活の木原宿表参道店の跡地周辺は、近年の大規模な都市再開発によって大きく姿を変えています。
明治通りと表参道が交差する神宮前交差点界隈では、2026年春に開業した商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」をはじめ、次世代のカルチャー拠点が次々と誕生しました。かつて生活の木が店を構えていた敷地周辺もアパレルブランドやトレンド発信型の商業テナントの入れ替わりが激しく、当時のウッディで緑豊かなファサードは姿を消しています。
現地を訪れても、かつて漂っていたエッセンシャルオイルの心地よい芳香を感じることはできません。街並み全体がハイストリートファッションや最新のZ世代カルチャーへと急速にシフトしたことで、ハーブの聖地が存在した痕跡は建物の構造上の記憶を除いてほぼ完全にリセットされた形です。