Q1:米寿のお祝い金として現金を直接包んで渡すのは失礼にあたりますか?
A1:子どもや孫から親・祖父母へのお祝いとして現金を贈ることは、現代では決してタブーではありません。「好きなものを買ってね」「旅行の足しにしてね」と温かい手紙や花束を添えて贈れば大変喜ばれます。ただし、目上の知人や恩師に対して現金をそのまま渡すのは失礼にあたる場合があるため、その際は上質な品物やカタログギフトを選びましょう。
Q2:体調がすぐれず施設に入所している場合、どのようにお祝いすべきですか?
A2:施設側の面会制限やルールを事前に確認した上で、面会時間に合わせて家族で訪問するのが最適です。場所を取らない手のひらサイズのプリザーブドフラワーや、家族の近況を収めたフォトアルバム、肌触りの良いカーディガンなどが適しています。長時間の面会は避け、30分程度で主役の体力を考慮して切り上げる気遣いが大切です。
Q3:米寿のお祝いのお返し(内祝い)は必要ですか?
A3:長寿祝いは身内の慶事であるため、基本的に同席した家族からの贈り物に対するお返しは不要とされています。ただし、遠方から祝品を郵送してくれた親族や、食事会に出席できなかった方に対しては、お礼状とともにいただいた金額の3分の1から半額程度の「内祝(米寿内祝)」として、お米や紅白の焼き菓子などを贈るのが一般的なマナーです。
Q4:のしの水引で「あわじ結び」や「結び切り」を使ってはいけないのはなぜですか?
A4:「あわじ結び」や「結び切り」は、一度結ぶと解けないことから「二度と繰り返さないでほしいこと(婚礼や快気祝い、弔事)」に用いられます。長寿祝いは「何度繰り返しても喜ばしいおめでたいこと」であるため、何度でも結び直せる「蝶結び」を使用するのが正しいしきたりです。