Q1:花粉症の薬を飲んでいるのに38度の熱が出ました。手持ちの薬は飲み続けても大丈夫ですか?
A1:抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)自体はウイルス感染時でも継続して問題ないケースが多いですが、熱の原因がインフルエンザや急性副鼻腔炎の場合、抗アレルギー薬だけでは熱は下がりません。また、市販の鼻炎用カプセル等には解熱鎮痛成分が含まれていることがあり、別の解熱剤と併用すると過剰摂取の危険が生じます。自己判断で薬を追加せず、現在服用中の薬手帳を持参して内科または発熱外来を受診してください。
Q2:熱が38度あっても、目のかゆみとくしゃみがあれば花粉症と判断して良いですか?
A2:いいえ、花粉症と感染症の「併発」を強く疑う必要があります。花粉症の患者がインフルエンザや新型コロナウイルスに感染した場合、アレルギー症状(目のかゆみ・くしゃみ)とウイルス症状(38度以上の高熱・関節痛)が同時に現れます。目がかゆいからといって高熱をアレルギーのせいにするのは極めて危険です。
Q3:夜間に38度以上の熱が出た場合、救急車を呼ぶべき目安はありますか?
A3:呼吸が苦しく肩で息をしている、意識がもうろうとして会話が成り立たない、水分が全く摂れず脱水症状(排尿がない、唇が乾ききっている)が見られる、激しい胸痛や痙攣(けいれん)がある場合は、迷わず119番通報してください。意識が清明で水分が摂れる場合は、濡れタオル等で首筋や脇の下を冷やして安静を保ち、翌朝一番に発熱外来を受診するのが適切です。判断に迷う場合は「#7119」(救急安心センター事業)の電話相談窓口を活用してください。