三つ編みが「昭和レトロなしめ縄」のようになってしまうか、今っぽいこなれたスタイルになるかの分かれ道は、事前のベース作りと仕上げの「ほぐし」にあります。
【編む前のスタイリング剤選び】
乾燥してパサついた髪はパラパラと毛先が飛び出し、まとまりを欠く原因になります。編む前には必ず、適度な油分とセット力を持つヘアバーム、または重めのヘアオイルを手のひらにしっかり伸ばし、中間から毛先にかけて手ぐしを通すように馴染ませておきましょう。適度なウェット感と粘り気が出ることで、毛束のコントロールが格段に容易になります。
【プロ直伝のほぐしテクニック】
毛先をゴムで結んだ後、編み目をそのままにせず、少しずつ毛束を引き出して立体感を作ります。
1. 結び目を片手でしっかりと押さえます。
2. もう片方の親指と人差し指の爪先を使い、編み目の外側の端から「数本の毛」をつまむ感覚で引き出します。
3. 下から上に向かって、左右交互にバランスを見ながら等間隔に緩めます。
一気に大きな毛束を引っ張ると全体が崩壊するため、あくまで「ミリ単位で少しずつ」が鉄則です。
【ゴムを隠してワンランク上の完成度へ】
結び目のシリコンゴムが見えたままだと生活感が出てしまいます。結んだ毛先から少量の毛束を取り、ゴムの上からぐるぐると巻き付けてピンで裏側に留めるか、小さめのアメピンをゴムの間に差し込んで毛先を固定する「ゴム隠し」を取り入れるだけで、サロン帰りのような洗練された雰囲気が完成します。