臼井先生の逝去によって作品が完全に幕を閉じたわけではありません。ファンの熱烈な要望と遺族の理解のもと、長年アシスタントを務めてきたスタッフ陣が集結し、「臼井儀人&UYスタジオ」名義での新体制が発足しました。
2010年夏からは『新クレヨンしんちゃん』として新たな連載がスタート。臼井先生特有のシュールなギャグセンスと温かいホームドラマの質感を損なうことなく、2026年現在も精力的に連載と刊行が継続されています。
出版社である双葉社の公式発表においても、作品を終わらせるのではなく「永遠の日常」として描き続ける方針が一貫して示されています。つまり、商業的にもクリエイティブ的にも、原作サイドに「最終回」という概念自体が設定されていません。