今すぐ行ける近くのスペシャルティコーヒー名店はどこか。Google マップ(Google Maps)や食べログの総合評価だけで店を選び、肩透かしを食らった経験はないだろうか。大衆受けを狙ったスイーツ目当ての行列店と、豆の品質に命を懸けるロースタリーでは、評価の構造そのものが異なるからだ。後悔しない店選びのために、独自のチェックポイントを提示したい。
まず、マップアプリで検索する際は「カフェ」ではなく「自家焙煎」「Roastery」「Single Origin」のキーワードを掛け合わせる。さらに、店内の写真から以下の4点を確認してほしい。
1つ目は、豆の焙煎日(Roast Date)がパッケージに明記されているか。焙煎後3日から2週間前後のエイジング期間が最も風味のピークとなるため、焙煎日を隠す店は避けたほうが無難だ。
2つ目は、グラインダーの品質と豆のラインナップだ。浅煎りから中煎りのシングルオリジンを常時3〜5種類以上揃え、それぞれの精製方法(ウォッシュド、ナチュラル、ハニーなど)や標高を記載したカードを添えている店は信頼に値する。
3つ目は、カウンターでバリスタに好みのテイストを相談できる距離感。優秀なバリスタは「酸味が得意でないなら、完熟チェリーの甘みがあるブラジルの中深煎りを」「フルーティーさを求めるならエチオピアの浅煎りを」と、的確にナビゲートしてくれる。迷ったら「今日のバリスタおすすめのドリップはどれですか?」と尋ねてみるのが最も確実だ。