世間ではしばしば「ポッキーの日」と略称で呼ばれることが多く、SNS上では「プリッツが不憫」「影が薄い」といった自虐的なネタが話題になります。しかし、歴史の真実を紐解くと、両者の力関係は世間のイメージとは大きく異なります。
プリッツの歴史は古く、発売されたのは高度経済成長期まっただ中の昭和37年(1962年)です。ドイツの伝統的な焼き菓子「プレッツェル」をヒントに、日本人の味覚に合わせたおつまみスナックとして開発されたのが始まりでした。一方のポッキーが登場したのは昭和41年(1966年)であり、プリッツにチョコレートをコーティングするという発想から派生して誕生した製品です。つまり、歴史の上ではプリッツこそが4年も先に生まれた「本家本元」であり、ポッキーの生みの親とも呼べる存在なのです。
近年ではこの「ちょっと不遇な立ち位置」を公式自らが逆手に取り、ユーモアあふれるプロモーションを展開することで、コアなファンの心を強く掴んでいます。