貴闘力の子供4人の現在とは?王鵬ら大鵬の孫の番付と親子関係の真相

貴闘力の子供4人の現在とは?王鵬ら大鵬の孫の番付と親子関係の真相

貴闘力の子供4人の現在とは?王鵬ら大鵬の孫の番付と親子関係の真相に関する詳細情報を丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。

弟3人が相撲の道を選んだなかで、唯一リングのロープを掴んだのが長男の納谷幸男です。彼の歩んだキャリアは、決して順風満帆なエリート街道ではありませんでした。

2013年、初代タイガーマスク(佐山サトル)が率いるリアルジャパンプロレスに入門。身長201cmという日本人離れした巨体は入門時から業界の注目の的でしたが、基礎体力の構築やプロレスの受け身の習得に時間を要し、デビュー戦後もしばらくは「大鵬の孫」という巨大な看板に実力が追いつかない苦悶の日々が続きました。当時の特番インタビューや取材記事でも、幸男自身が「祖父や父の名前ばかりが先行し、リング上で自分が何を表現すべきか見失っていた」と当時の苦悩を吐露しています。

転機となったのは、DDTプロレスリングへの移籍でした。インディーからメジャーへと急成長を遂げる団体の中で、樋口和貞や坂口征夫ら骨太なファイターたちと激突を繰り返すことで、持ち前の荒々しさと打たれ強さが一気に開花。大仁田厚との電流爆破デスマッチを経験して修羅場をくぐり抜けると、自身のフィニッシュホールドである「世界一のバックドロップ」に凄みが加わり、団体の至宝であるKO-D無差別級王座戦線に絡むトップレスラーへと成長を遂げました。

現在では「大鵬の孫」という枕詞を必要としないほど、インディペンデントとメジャーの垣根を越えて他団体からもオファーが殺到する本格派ヘビー級レスラーとして、プロレスファンの確固たる支持を確立しています。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。