てんさい糖は本当に危険?農薬やボツリヌス菌の噂と安全な選び方

てんさい糖は本当に危険?農薬やボツリヌス菌の噂と安全な選び方

てんさい糖は本当に危険?農薬やボツリヌス菌の噂と安全な選び方に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

市場に並ぶ多様な甘味料の中で、てんさい糖はどのような立ち位置にあるのでしょうか。代表的な甘味料の成分特性、価格相場、製造工程の違いを比較表にまとめました。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価てんさい糖(含蜜糖)・ショ糖:約85%
・オリゴ糖:約5%
・GI値:約65前後1kgあたり約450円〜600円天然のオリゴ糖とミネラルを含み、穏やかな甘みが特徴。腸内フローラへの利便性あり。上白糖(白砂糖)・ショ糖:約99%
・オリゴ糖:0%
・GI値:約109(高GI)1kgあたり約200円〜260円クセがなく調理性が極めて高いが、吸収が早く血糖値スパイクを引き起こしやすい。三温糖・ショ糖:約96%
・オリゴ糖:0%
・GI値:約108(高GI)1kgあたり約250円〜320円茶色は加熱によるカラメル化。成分的には白砂糖と大差なく、健康目的での選択には不向き。黒糖(黒砂糖)・ショ糖:約75〜80%
・ミネラル分豊富
・GI値:約991kgあたり約800円〜1,200円サトウキビ搾り汁をそのまま煮詰めた未精製糖。栄養価は高いが風味が強く用途を選ぶ。

表から明らかな通り、てんさい糖の大きな特徴はGI値(食後血糖値の上昇指標)が上白糖に比べて中程度に抑えられている点と、難消化性の天然オリゴ糖(ラフィノース等)を含有している点です。

なお、三温糖の茶色は糖液を何度も加熱することで生じる「焦げ(メイラード反応)」による着色ですが、てんさい糖の薄茶色は、精製を抑えて糖蜜(ミネラルやオリゴ糖を含む液体)をあえて残した自然の色です。「カラメル色素などの着色料を添加しているのでは?」と疑う声もありますが、一般的なてんさい糖の原材料表示は「てん菜(北海道産)」のみであり、添加物は一切使われていません。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。