毎年、熱気が高まる一方で、必ず数件は「やりすぎ」として批判の矢面に立たされる案件が発生する。では、人々に愛される名作と、即座に謝罪文を出す羽目になる炎上案件の違いはどこにあるのだろうか。
第一の法則は「誰も不幸にならないこと」だ。健康、災害、事故、あるいは政治や宗教といったセンシティブなテーマを冗談のネタにするのは厳禁である。第二に「後味が良い嘘であること」。偽の「結婚報告」や「解散発表」など、ファンの感情を揺さぶった後に「実はウソでした」と明かす手法は、近年最も忌避されるパターンとなっている。
そして第三の法則が「ネタばらしのタイミングと明快さ」だ。エイプリルフールの24時間が終わる前に、あるいは投稿の直後に分かりやすい注釈や特設サイトへの誘導を設置しておくことが、ブランドの信頼を損なわないための絶対条件となる。