nunocoto fabricや各ハンドメイド教室が公開しているスタンダードな立体マスクレシピを基に、手縫い・ミシンのどちらでも美しく丈夫に仕立てる手順を整理しました。
【用意する材料(大人用1枚分)】
- 表地(綿ローン、綿麻、オックス、高密度ブロードなど):縦16cm×横24cmを2枚
- 裏地(国産ダブルガーゼ、オーガニックコットン、冷感・吸湿速乾メッシュなど):縦16cm×横20cmを2枚
- マスク用ゴム紐(丸ゴムまたは平ゴム):約30cm×2本
- ノーズワイヤー(樹脂製またはアルミ製形状保持テープ):約9〜10cm(※お好みで)
- 裁縫道具:布切りばさみ、チャコペン、まち針、糸、ゴム通し(安全ピンでも代用可)、アイロン
【ステップ1:生地の地直し(水通し)と裁断】
綿や麻、ダブルガーゼは水洗いで3〜5%縮む性質があります。制作前に必ず30分程度水に浸し、陰干しして半乾きの状態でアイロンをかけて縮みを防いでおきます。型紙に合わせて表地2枚、裏地2枚を外表にして正確に裁断します(縫い代は1cm確保)。
【ステップ2:中央カーブの縫製と押さえステッチ】
表地同士、裏地同士をそれぞれ中表(柄の内側合わせ)に重ね、中央の立体カーブ部分を縫い代1cmで縫い合わせます。ミシンなら縫い目長さを2.0mm前後に設定。手縫いの場合は「半返し縫い」を用いることで、ミシンと同等の耐久性を確保できます。
縫製後、縫い代のカーブ部分に5mm間隔で小さな切り込み(ノッチ)を入れ、アイロンで縫い代を左右に割ります。ここで中央線の脇2mmに「押さえステッチ」を入れると、洗濯を繰り返しても中央が尖った美フォルムを維持できます。
【ステップ3:表地と裏地の合体&ノーズワイヤーの挿入】
表地と裏地を中表に重ね、上下の端(鼻側と顎側)を縫い合わせます。ノーズワイヤーを入れる場合は、鼻側の縫い代を割った後、表地にワイヤーポケット用のトンネルステッチを縫い、端からワイヤーを差し込んで両端を返し縫いで固定します。
【ステップ4:表返しとサイドのゴム通し口づくり】
両脇の開口部から生地をゆっくり表に返します。角を目打ちできれいに整えたら、全体にしっかりアイロンを当てます。上下の端から2mmの位置に端ミシン(ステッチ)をかけると、生地の浮きが抑えられプロ仕様の引き締まった見た目になります。
両脇を1cm折ってさらに1.5cm折り込み(三つ折り)、ゴム通し口を直線縫いします。
【ステップ5:ゴム紐通しとフィッティング】
ゴム通しを使ってゴム紐を通し、実際に顔に当てて長さを調節しながら結びます。結び目をゴム通し口の中に引き込んで隠せば完成です。