日本ハムの外野陣は、万波中正をはじめとする若手の台頭によって球界屈指の激戦区となっています。その中で淺間大基の現在は、卓越した打撃技術と高い戦術眼を併せ持つ「勝負どころの切り札」および「外野のバックボーン」として、極めて重要な立ち位置を確立しています。
プロ入り以降、淺間のキャリアは怪我との過酷な戦いの連続でした。2021年には自己最多となる128試合に出場し、打率.251、5本塁打、43打点を記録してレギュラー定着へ大きく前進したものの、その後は腰痛の再発や2023年春季キャンプ直前の左足首骨折など、不運な離脱が相次ぎました。春先の順調な仕上がりを見せた矢先の離脱劇には、指揮官やファンからも悲痛な声が上がったほどです。
しかし、千葉県鎌ケ谷市のファーム施設での地道なリハビリと、関節可動域を見直したトレーニングが実を結び、一軍復帰を果たしてからは打席での集中力と卓越した選球眼を存分に発揮。一軍首脳陣の取材談話でも「淺間のバットコントロールと守備の勘は、チーム内で依然としてトップクラス」と評されており、激しい定位置争いの中で存在感を放ち続けています。