電気通信事業法の改正によって、かつて数万円近く請求されることもあった解約違約金は現在、完全に撤廃された。契約期間の縛りもなく、いつ回線を切断してもペナルティ自体は発生しない。これだけを聞けば、いつ解約しても同じだと思いがちだ。
ここに大きな落とし穴が存在する。ソフトバンク株式会社の料金体系において、解約月の月額基本料金は原則として日割り計算されない。月の初日に手続きを行おうが、最終日に手続きを行おうが、その月の満額が請求される仕組みだ。
さらに他社と大きく異なるのが、ユーザーごとに「請求締め日」が異なる点である。多くの通信キャリアが「月末締め」を採用するなか、ソフトバンクでは契約時期によって「10日締め」「20日締め」「末日締め」の3パターンが存在する。例えば20日締めのユーザーが21日に解約手続きを完了させた場合、わずか1日の超過のために丸々1か月分の通信料を支払う羽目になる。契約解除料がかからないからといって油断していると、想定外の出費を被ることになる。