1987年にリリースされた「世界でいちばん熱い夏」、そして翌年の「Diamonds(ダイアモンド)」。これらのメガヒット曲は、日本の音楽史における金字塔だ。特にシングル「Diamonds」はミリオンセラーを記録し、彼女たちは一躍トップスターの座へと駆け上がった。
多くのヒット曲の作曲を手がけた彼女のメロディは、キャッチーでありながら、どこか切なさを帯びている。失恋ソングの定番として今も歌い継がれる「M」など、聴き手の心に深く刺さる名曲たちは、20代前半という多感な時期のリアルな感情と、音楽に対するひたむきな初期衝動から生まれていた。