過繁茂(葉や茎が茂りすぎること)は、病害虫の絶好の温床となる。特に葉の表面に白い粉が噴いたようになる「うどんこ病」や、過湿を好むべと病、アブラムシやハダニの発生は、株の寿命を著しく縮める最大要因だ。
摘芯と整枝を適切に行うことで、株内部まで日光が均一に届き、風が通り抜ける通り道が確保される。うどんこ病・病害虫対策の基本は、化学農薬に頼る前段階での「環境制御」にある。古い下葉や黄変した葉、病気の兆候が見られる部位は躊躇なく摘み取り、地面に近い位置の風通しを常に良好に保つことが、健康な作物を長期間維持する鍵となる。