当時の衝撃は、現在のSNS炎上とは全く異なる質の重さを持っていた。2005年、週刊誌に掲載されたツーショット写真とキス写真は、瞬く間にファンの間に拡散された。当時はスマートフォンもなく、ガラケーの電子掲示板やチェーンメールが情報の拡散源だった時代だ。それだけに、一度流出した情報の「生々しさ」は、人々の脳裏に強く焼き付くこととなった。
当時、嵐はデビューから数年が経過し、ブレイクに向けて非常に重要な時期を迎えていた。その最中でのスキャンダルは、グループの存続すら危ぶまれるほどの逆風をもたらした。相葉がステージ上で涙を流し、ファンに謝罪したエピソードは、当時のアイドルがいかに過酷な「虚像の維持」を求められていたかを物語っている。