ジャパンアクションエンタープライズの源流は、1970年に国際的アクションスターの故・千葉真一氏が設立した「ジャパン・アクション・クラブ(JAC)」にあります。当時、危険なスタントは単なる裏方作業として軽視されがちでしたが、千葉氏は「演技ができて激しいスタントもこなせる本物のアクション俳優を育成する」という明確なビジョンを掲げました。この哲学のもと、真田広之氏や志穂美悦子氏、堤真一氏(元JAC付き人)といった日本を代表する名優たちが次々と巣立ちました。
時代の変遷とともに、2004年には現在の「株式会社ジャパンアクションエンタープライズ(JAE)」へと法人化および組織改編が実施されました。かつての昭和的な徒弟制度から、現代的な芸能マネジメントと高度な安全管理体制を融合させた専門プロダクションへと脱皮を遂げています。現在も東映特撮作品のアクションコーディネートを一手に引き受けるほか、舞台『滝沢歌舞伎』をはじめとする大規模演劇、ゲームのモーションキャプチャー、さらには海外アクション大作への技術提供など、その活躍領域は拡張を続けています。