足の指が痒いのは糖尿病のサイン?水虫との見分け方と壊疽を防ぐ対処法

足の指が痒いのは糖尿病のサイン?水虫との見分け方と壊疽を防ぐ対処法

足の指が痒いのは糖尿病のサイン?水虫との見分け方と壊疽を防ぐ対処法についての最新情報をご紹介します。

Q1:健康診断で血糖値の異常を指摘されたことはありませんが、足の指の痒みから糖尿病を疑うべきですか?
A1:十分に疑う価値があります。通常の健康診断で行われる空腹時血糖値の測定では、食後だけ血糖値が跳ね上がる「食後高血糖(隠れ糖尿病)」を見落とすケースが多々あります。皮ふ科で水虫が否定されたにもかかわらず、足指の痒みや痺れが続く場合は、内科でHbA1c(過去1〜2ヶ月の平均血糖値)やブドウ糖負荷試験の検査を受けることを強く推奨します。

Q2:糖尿病の水虫は、市販の水虫薬で治すことはできませんか?
A2:市販薬での自己治療はおすすめできません。糖尿病患者の皮膚は抵抗力が低く、市販の外用薬に含まれる刺激成分で接触皮膚炎(かぶれ)を起こし、そこから二次感染を招くリスクが高いためです。また、爪の中に菌が入り込む爪水虫(爪白癬)を併発しているケースが多く、この場合は皮膚科で処方される医療用の内服薬や専用外用薬でなければ完治しません。

Q3:足の指の痒みと同時に、どのような症状が出たら緊急受診が必要ですか?
A3:足の指の一部が「赤く腫れて熱を持っている」「紫色や黒色に変色している」「傷口から嫌な臭いの浸出液が出ている」「足先の感覚が全くなく、触られてもわからない」といった症状がある場合は、感染症が急速に皮下組織や骨へ波及している疑いがあります。数日の放置が命取りになるため、直ちに形成外科や糖尿病フットケア外来を受診してください。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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