農産物は収穫期の天候や相場変動によって価格が大きく左右される。この課題を克服するため、農悠舎王隠堂が早くから舵を切ったのが、1次産業(生産)×2次産業(加工)×3次産業(販売)を融合させた6次産業化の推進だ。
とれたての柿や梅をそのまま出荷するだけでなく、自社工房でドライフルーツや特製梅干し、果実酢といった高付加価値商品へと昇華させる。徹底した品質管理のもとで生み出される加工品は、保存性にも優れ、年中全国へ届けられる。生産者の手でブランディングまで完結させるこのアグリビジネスの手法は、地域の雇用の場を創出するとともに、農家の収益構造を飛躍的に安定させた。