2026年現在、高齢を感じさせない軽快な足取りで、尾畠春夫氏は再び能登半島などの被災地域や復興途上の現場へ足を運んでいる。「スーパーボランティア」として日本中の注目を集めた人物は、一過性のブームに流されることなく、黙々と泥を掻き出し、瓦礫を運ぶ日々に身を置いている。
「困っている人がいるなら、体が動く限り行く」。取材に対して語る言葉に一切の飾る気配はない。年齢を重ねても変わらない驚異的な体力と、現地の人々の心に寄り添う温かな眼差し。彼の存在は、被災地での災害支援活動における重要な精神的支柱となり続けている。