日本のテレビ史に燦然と輝く警察ドラマの金字塔『太陽にほえろ!』。そこには、若き日の関功が注入した熱気と人間味が色濃く残されている。単なる事件解決のプロセスではなく、殉職していく刑事たちの生き様や、犯人が抱える社会的背景を容赦なくえぐり出す脚本は、視聴者の心を揺さぶり続けた。
さらに、1980年代後半のバブル期に爆発的なブームを巻き起こした『あぶない刑事』シリーズにおいても、スタイリッシュなセリフ回しとテンポの良い展開で新風を吹き込んだ。ハードボイルドとユーモアを絶妙に交錯させる技量は、当時の刑事ドラマの概念を劇的に塗り替えたと言える。