深夜帯からゴールデンまで、テレビをつければ毎日のようにその姿を目にする。だが、過酷な露出量と反比例するように、身体への負荷は確実に蓄積していた。近年、スタジオの移動時にスタッフの手を借りる場面や、長時間の立ち仕事を極力避ける動線設計が常態化していたことは、制作現場では周知の事実だった。
事態が急展開を見せたのは、定期健診における医師からの強い警告だった。日常生活に深刻な支障をきたしかねない病変が発見され、保存療法ではなく外科的処置、すなわち手術による根治が最善の選択肢であると下された最終判断。本人は当初、番組の収録スケジュールへの影響を懸念して難色を示したものの、最終的には医師団とスタッフの懇願を受け入れる形で入院を決断した。