スタジアムへのメインゲートとなるのが、JR東海道本線の愛野駅からのアクセスです。公式案内では「愛野駅南口から徒歩約15分」とアナウンスされています。駅南口からスタジアムのエントランスまではペデストリアンデッキが整備され、途中に複数基の「動く歩道(ウォーキングスルー)」が設置されているため、行きの上り坂でも体感的なストレスは少なくスムーズにアプローチ可能です。
しかし、本当の試練はライブや試合が終了した瞬間に訪れます。5万人規模の観客が一斉に帰路につく際、スタジアム内ではブロックごとに段階的な愛野駅方面への規制退場が敷かれます。アリーナ席やスタンド1層前列は退場順が最後に回されるケースが多く、客席を立ち上がるまでに40分〜1時間近く待機させられることも珍しくありません。
さらに過酷なのが愛野駅前で実施される入場規制です。小さな橋上駅である愛野駅はホームの収容能力に限界があるため、駅前広場から階段下にかけて長蛇の待機列が形成されます。過去の大型コンサートの取材記録でも「終演のアナウンスから電車に乗るまで2時間以上かかった」という手記が多数残されています。雨天時には屋根のないデッキ上で待たされることになるため、レインコートの携帯とスマートフォンのモバイルバッテリー確保は死活問題と言えます。