東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを訪れる際、絶対にやってはならない初歩的なミスが「東京都千代田区や港区の天気予報をそのまま信用すること」です。パークが位置する千葉県浦安市舞浜は、三方を東京湾に囲まれた埋立地の突端に位置しています。この地理的要因が、首都圏の他地域とは根本的に異なる局地気象を生み出しています。
春から秋にかけては南寄りの湿った海風が吹き込み、冬場には吹き降ろす北寄りの季節風が東京湾上で勢力を増します。その結果、都心と比較して平均風速が2〜3m/sほど高くなるのが日常的な光景です。気象学の知見では、風速が1m/s増すごとに人間の体感温度は概ね1℃低下すると言われています。例えば、予報気温が15℃であっても、舞浜特有の海風が7m/sで吹き抜ければ、舞浜海風体感温度は一気に真冬並みの8℃前後にまで急降下します。
入園日を検討する際、旅行予約サイトなどで「ディズニー天気予報14日間」や「浦安市舞浜の週間天気予報」を早期からチェックする人は少なくありません。しかし、2週間前予測の気圧配置モデルは精度に大きな振れ幅が存在します。気象庁のアメダス観測地点である「江戸川臨海」や千葉県北西部の短時間降水予測を基にした舞浜ピンポイント天気の推移を、来園3日前、前日、そして当日の朝と段階的に追いかけることこそが、想定外の事態を防ぐ鉄則です。