結成35周年を超え、メンバー全員が50代半ばから後半に差し掛かるLUNA SEAにおいて、LUNA SEA メンバーの健康状態は常に注目の的です。ボーカルのRYUICHIが肺腺がんの手術や声帯ポリープの手術を乗り越え、SUGIZOが徹底したグルテンフリー生活や過密スケジュールと戦い、JやINORANも肉体を極限まで鍛え上げるなど、各メンバーが肉体の経年変化と真摯に向き合ってきました。
中でもロックバンドにおけるドラムというパートは、1回のステージで消費するエネルギーがフルマラソンに匹敵すると言われるほど過酷です。手足の連動、背筋・腹筋の瞬発力、心肺機能のすべてが高水準で要求されます。
真矢は休養期間を経て真矢 ドラム復帰を果たした際、ドラムセットのセッティングを人間工学に基づいた配置に見直し、関節や腰への負担を軽減する工夫を取り入れました。伝統的な和太鼓の呼吸法を取り入れた独自の脱力奏法をさらに進化させ、筋力だけに頼らないサステナブルなドラミングスタイルを確立しています。この柔軟な適応力こそが、過酷な長期ツアーを乗り切る原動力となっています。