「グー鑑定評判は上々だし、グーネットID車両を選んでおけば完全に安心だ」と思い込んでいると、思わぬ落とし穴に直面します。ここには中古車の検査体制に関する構造的な盲点が存在します。
グー鑑定が評価するのは、あくまで「鑑定実施時点での静止状態におけるコンディション」です。ボディのキズ・凹み、フレームの歪み(修復歴の有無)、走行距離の改ざんの有無、目視や簡易テスターで確認できる機関状態をチェックするものであり、エンジン内部やトランスミッションの電磁弁、ハイブリッドバッテリーの劣化進行度、納車直後に起きる突発的な電子制御トラブルまでを予見・保証するものではありません。鑑定評価で「星5つ」を獲得していても、電装系トラブルが数週間後に起きるリスクは物理的にゼロにはならないのです。
また、グーネット中古車諸費用の内訳を正確に把握していない消費者が多い点もトラブルの引き金となります。正当な諸費用とは、自動車税環境性能割・種別割、自動車重量税、自賠責保険料、リサイクル預託金相当額、車検整備費用、登録代行費用などの法定費用・必須実費を指します。これらは見積もり段階で1円単位まで明瞭に記載されるべきものです。見積書の中に「納車準備費用」「書類作成代行費」「新車時保証継承費用」といった曖昧な名目で10万円以上の金額が計上されている場合は、どのような実作業を伴うのか担当者を問い詰める必要があります。