1級・2級の建築施工管理技士や土木施工管理技士の国家試験において、床付けに関する問題は定番の頻出テーマです。実務および試験対策として覚えておくべきNG事例を整理しました。
・雨水や湧水の放置
掘削底面に水が溜まった状態で重機や作業員が立ち入ると、地盤がこね返されて軟弱化(トラフィカビリティの低下)を招きます。床付け前に釜場(集水ピット)を設けて水中ポンプで排水を徹底することが必須です。
・地盤の過剰掘削と土砂による埋め戻し
前述の通り、設計深さを超えて掘りすぎた箇所に掘削土を戻すのは厳禁です。不同沈下の直接的な原因になります。
・支持層の目視確認・地盤調査結果との照合不足
設計通りの深さに達したとしても、事前に実施したボーリング調査などの地耐力データと実際の土質が一致しているかを現場で確認しなければなりません。軟弱層が現れた場合は、即座に設計者や監理者と協議し、地盤改良等の対策を講じる判断が求められます。