都内の主要ターミナル駅を歩けば必ずと言っていいほど目にする「サウンドスタジオノア」の看板。なぜ同スタジオは、競合がひしめく音楽スタジオ業界において不動のポジションを維持し続けているのでしょうか。現場の機材管理と空間設計を取材すると、明確な強みが見えてきます。
最大の特長は、3帖のボーカル・楽器練習用ブースから85帖クラスの大規模リハーサルスタジオまでを取り揃える圧倒的なキャパシティの広さです。小規模な個人練習はもちろん、アリーナツアーを控えたプロアーティストのゲネプロ(本番同様の通し稽古)や、管楽器・弦楽器を含む大所帯アンサンブルの練習まで、同一グループ内でシームレスに対応できます。
さらに現場で高く評価されているのが、音響設計の緻密さと徹底した機材メンテナンスです。アンプやドラムセットといった常設機材は常に専任スタッフによって最適なコンディションに保たれており、Marshall、JC-120、Ampegといった定番アンプの個体差やノイズトラブルが極めて少ない点も、タイトな時間でリハーサルを行うプロミュージシャンから厚い信頼を寄せられる要因となっています。