保育所保育指針における「表現」「環境」「人間関係」の領域を踏まえ、10月の月案・週案・日案にそのまま記載できる10月製作2歳児ねらいと、現場で子どもの集中力を一気に引き出す指導案導入声かけの具体例を整理しました。
保育指導案に記載する「ねらい」の文例
- 身近な秋の自然や行事に興味を持ち、素材の感触を楽しみながら自由に表現する。
- ちぎる、貼る、押すなどの手先を使った動作を楽しみ、できた達成感を保育士と共有する。
- 保育士や友達と一緒に季節の製作に取り組み、模倣や言葉のやり取りを楽しむ。
子どもの主体性を引き出す「導入の声かけ」ステップ
唐突に「今から工作をします」と机に座らせるのではなく、視覚的・触覚的な導入を挟むことが成功の鍵です。
- ステップ1(絵本や手遊びでイメージの共有):『おばけなんてないさ』の手遊び歌や、どんぐり・きのこが登場する季節の絵本(『どんぐりころころ』『もりのおふろ』など)を読み聞かせます。
- ステップ2(実物提示と発見の投げかけ):「今日のお散歩で見つけたどんぐりさん、連れてきたよ!」「かぼちゃさん、どんなお顔が好きかな?」と本物や見本を提示。
- ステップ3(自己決定を促す声かけ):「〇〇ちゃんは、黄色いおばけにする?紫のおばけにする?」「おめめは大きいのと小さいの、どっちがいい?」と二者択一で子ども自身に選ばせることで、活動への没入度が格段に上がります。