話題沸騰中の 銘茶「竹翠園」の魅力と激震|なぜ愛された八女茶は破綻したのかについて、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
消費者が竹翠園に寄せていた熱狂は、茶葉の通信販売にとどまりませんでした。久留米市西牟田に構えていた「お茶の竹翠園 総本店」では、お茶の販売スペースに加えて和カフェスペースを併設。木・金・土曜日限定で提供されていた抹茶パフェや、濃厚な八女抹茶をふんだんに使用した「抹茶ソフトクリーム」は、地元客のみならず遠方からのドライブ客も引き寄せる人気コンテンツとなっていました。
SNSやグルメレビューサイト、口コミ掲示板に残された当時の利用者の生の声からは、その確固たるブランド力が浮き彫りになります。
「竹翠園さんの八女茶は、少しぬるめのお湯で淹れると出汁のような深い旨味が出て感動する。お歳暮で贈ると毎年必ず送り先から喜ばれていた」(50代・愛飲歴10年以上のユーザー)
「総本店で食べた抹茶ソフトの濃厚さは忘れられない。買い物ついでに立ち寄るのが家族の定番の楽しみだった」(30代・地元主婦の投稿)
以下の表は、竹翠園が展開していた主要商品群の特徴と、利用者からの評価傾向、市場相場をまとめた実態データ比較です。
項目・商品ライン特徴・代表的な仕様一般的な価格帯相場編集部の見解・評価八女玉露・高級煎茶 詰め合わせ被覆栽培による極上の甘み。高級和紙缶・桐箱仕様の贈答用セット。3,000円〜10,000円前後フォーマルギフトとして圧倒的知名度。旨味の強さで贈答先からの評価が極めて高い。日常用深蒸し煎茶・ティーバッグコクのある濃い緑の水色(すいしょく)。マイボトル需要に対応した三角テトラ袋。800円〜1,500円 / 100g急須離れが進む若年層・ファミリー層の取り込みに成功。手軽さと風味のバランスが優秀。総本店カフェ スイーツ(抹茶ソフト等)石臼挽き八女抹茶を贅沢に使用。週末限定パフェや濃厚ソフトクリーム。400円〜1,200円前後実店舗への集客フックとして強力に機能。SNS拡散とブランド親近感の醸成に大きく寄与。健康茶・ハーブティー・中国茶麦茶、ルイボス、ブレンド健康茶など多品種展開による日常消費の開拓。500円〜1,200円前後日本茶単体の需要減退を補う多角化策。ラインナップの幅広さで固定客をつなぎ止めていた。