語られるべきは、辻希美が切り拓いた地平の大きさだろう。かつて激しいバッシングに晒されながらも、ブログやYouTubeで4人の子育てとリアルな食卓を発信し続けた彼女は、今や「最も頼れる先輩ママ」として圧倒的な支持を確立した。辻が証明したのは、取り繕わない継続こそが最強のブランディングになるという事実だ。
一方で、独自のポジションを確立しているのが仲里依紗だ。YouTubeチャンネルで見せる飾らない爆買い動画や、育児に対するカオスな日常の告白は、従来の母親像を粉々に打ち破った。疲れていればジャンクフードに頼り、派手なファッションを楽しみながら自分自身を犠牲にしない姿は、同世代の女性たちにとって痛快なアンチテーゼとして機能している。