結石が移動する際の発作的な痛みに対しては、適切な鎮痛薬の使用が不可欠です。内服のロキソニン(ロキソプロフェン)も有効ですが、激痛で嘔気がある場合や即効性を求める局面では、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の座薬(ジクロフェナク等)が極めて高い効果を発揮します。座薬は直腸から素早く吸収され、尿管の炎症と痙攣性収縮を鎮めます。
そして見落としてはならないのが、排出された石のキャッチ確認です。便器の中に落ちて流してしまうと、本当に石が出たのか医師も判断がつきません。
石の前兆症状が現れている間は、排尿時に目の細かい「茶こし」や「使い捨てのストレーナー」「紙コップ」に尿を通す習慣を徹底してください。回収した石を医療機関で成分分析(シュウ酸カルシウム、尿酸など)にかけることで、今後の食事療法や再発防止策を的確に立てることができます。