「たったワンコインで袋がはち切れるほど魚が手に入る」というフレーズは魅力的ですが、現場を取材すると、参加者の熟練度によって獲得量に明らかな差が出ていることが分かります。一般的にスーパーや市場で開催される詰め放題の参加費は、1回あたり500円〜1,000円(税込)が主流の価格帯です。
鮮魚詰め放題(イワシ、アジ、サンマ、サバなど)の場合、通常のパック販売であればアジ1尾あたり120〜180円前後で推移しています。つまり、500円の袋であれば4〜5尾詰めた時点で損益分岐点を突破し、熟練者が達成する10〜12尾レベルになると、通常購入時の2倍以上(約1,200〜1,800円相当)の価値を回収できる計算になります。
また、観光地や物産展で人気の「干物詰め放題」はさらに還元率が高い傾向にあります。アジの開きやホッケ、金目鯛などの高級干物が対象となるケースでは、参加費1,000円に対して2,500円〜3,000円相当を持ち帰る参加者も珍しくありません。客観的なデータからも、「ルールに従って隙間なく詰める技術」さえあれば、確実に元が取れるイベントであることは間違いありません。