長寿キャラクターの宿命として、インターネット上では数年おきに「楽天カードマンは終了したのか?」という噂が囁かれます。特に2020年代以降、楽天グループがモバイル事業への投資や「お買いものパンダ」を中心としたクリーンで親しみやすいデジタルマーケティングへ比重を移した時期、この終了説はSNSを中心に急速に拡散しました。
結論から言えば、この楽天カードマン終了の噂は明確な事実無根です。噂が浮上した主な要因は、以下の3点に集約されます。
- 媒体ごとのクリエイティブ棲み分け:Web広告やアプリ内導線ではアニメ調の「お買いものパンダ」が主役を務める一方、テレビCMや大型マスプロモーションでは依然として川平慈英氏のカードマンが主力を担っており、Web専向層が「見かけなくなった」と誤認したこと。
- 季節連動型のスポット放映:後述する「8,000ポイント〜10,000ポイント進呈」の大型入会キャンペーン期間中に集中投下されるため、平常時の放映頻度が下がったタイミングで「打ち切り説」が囁かれたこと。
- 派生キャラクター展開による一時的な交代:前述の「楽天カードマンズ」やゲストタレントの単独CMが放映された際、世代交代と勘違いされたこと。
楽天カードマン ネットの反応や評判の変遷を振り返ると、極めて興味深い民意の変化が見て取れます。2013年の放映開始当初、5ちゃんねる(旧2ch)やTwitter(現X)では「うるさくて耳障り」「ビジュアルが怖すぎる」といった批判的な声が目立ちました。ところが、放送が5年、10年と継続するにつれ、世論は劇的に好転します。「あのCMが流れると妙な元気がもらえる」「川平慈英のブレなさがもはや伝統芸能の域」「テレビから『くぅ〜ッ!』が聞こえないと季節の変わり目を実感できない」といった好意的な評価が圧倒的多数を占めるようになったのです。