SNSやネット掲示板、知恵袋などに寄せられるリスナーの声を調査・分析すると、リリース当時(2013年)と現在(2026年)とで、受け止め方に興味深い変化が見受けられます。
2013年当時のニコニコ動画やTwitter(現X)におけるネットの反応は、主に「受験勉強のストレスで狂いそうなときに聴いて泣いた」「自分の気持ちをリンちゃんが代弁して叫んでくれた」といった、同時代を生きる中高生たちのダイレクトな感情の共振が中心でした。
一方、プロセカ収録以降の評判を検証すると、より立体的で多面的な意見が交わされています。
「中学生のときに聴いてスカッとしていた曲だけど、社会人になって中間管理職の立場で見直すと、自分自身が誰かの心を黒く染める側の大人になっていないか背筋が凍る」(20代後半・男性)
「プロセカのエキスパート譜面が難しくて練習していたら、歌詞の切なさに気づいてボカロ版の動画を見に行った。黒板の数式と教室の重苦しさが今の高校生活と重なりすぎて鳥肌が立った」(10代・女性)
このように、単なる「学校嫌いの歌」として片付けるのではなく、「組織や社会のなかで個をすり減らすあらゆる人間にとっての抗議歌」として再定義されている実態が浮き彫りになっています。