アイドルの枠組みを飛び越える大きな契機となったのが、2024年に放送されたBS松竹東急のオリジナルドラマ『アイドル失格』での単独初主演でした。同作は元NMB48の作家・安部若菜による同名小説の実写化であり、アイドルと熱狂的オタクの禁断の関わりを描いた難度の高いテーマです。
山本望叶出演ドラマとしての本作において、彼女は主人公のアイドル・小野寺実々花役を熱演。華やかなステージの表舞台で見せる輝きと、プライベートで抱える孤独や葛藤、精神的な脆さを生々しく体現し、批評家や視聴者から「想像を遥かに超える芝居の深さ」と賞賛を浴びました。
台詞のないシーンで見せる瞳の揺らぎや、ふとした瞬間の沈黙が持つ説得力は、彼女がグループ活動で培ってきた表現力の賜物です。このドラマ出演を機に、地上波深夜ドラマや配信系ドラマへのゲスト出演、さらには本格的な舞台演劇への出演オファーが相次ぎ、女優としてのポテンシャルを一気に開花させました。