ゆりやんレトリィバァを語るうえで避けて通れないのが、極限ともいえる体重の増減です。デビュー当時から長らく巨漢キャラとして親しまれ、ピーク時には最高体重110kgを記録。しかし、2019年頃から美尻トレーナー・岡部友氏の指導のもとで本格的なウェイトトレーニングと食事改善を開始し、およそ2年間で約45kgの減量(65kg前後へ到達)に成功しました。
単なる美容目的ではなく、健康的な体づくりと表現力の向上を目指したこの変化は、世間に大きな衝撃を与えました。ところがその直後、彼女を待っていたのはNetflixオリジナルドラマ『極悪女王』で伝説の悪役レスラー・ダンプ松本役を演じるという過酷なミッションでした。
プロデューサー陣や専門のスポーツトレーナー、管理栄養士がチームを組み、単に太るのではなく「プロレスラーとして動ける筋肉質の肉体」を作るため、徹底的なバルクアップを敢行。体重を約30kg増やして93kg前後まで再増量させ、撮影現場では激しいプロレス技の応酬に身を投じました。撮影中の負傷による一時中断という不屈の試練を乗り越え、2024年秋に配信された同作は日本国内のみならず海外でもランキング上位を独占。体重を自在にコントロールし、役に憑依させる彼女の姿勢は、日本のお笑い芸人の枠を越えた「国際派アクター」としての覚悟を世界に証明しました。