この巨大な闇を白日の下に晒す最大の原動力となったのが、被害当事者であるバージニア・ジュフリー氏をはじめとする女性たちの勇気ある告発でした。ジュフリー氏は10代の頃にマクスウェル受刑者にスカウトされ、エプスタイン氏だけでなく英王室のアンドリュー王子(当時)ら複数の権力者との性行為を強要されたと実名で詳細に告発。権力側からの激しい圧力や中傷に屈せず、法廷闘争を続けました。
その結果、2021年の裁判においてギレーヌ・マクスウェル受刑者は未成年者の性的人身売買などの罪で禁錮20年の有罪判決を言い渡され、現在も服役中です。法廷で被害者たちは「人生を奪われた」「トラウマから抜け出せない」と涙ながらに訴え、長年エプスタイン氏の「共犯者・調達役」として少女たちを支配していた元ソーシャライトの責任が厳しく断罪されました。