華やかな銀座のトップに君臨した一方で、そのプライベートと金銭面は常に波乱と隣り合わせでした。細木数子さんの人生を語る上で欠かせないのが、複雑な結婚歴と人間関係です。
最初の結婚は20代前半、店に通っていた実業家の男性と結ばれますが、数年で結婚生活にピリオドを打ちます。その後も数奇な運命に導かれるように、政財界のフィクサーや大物実業家とのロマンスが取り沙汰されました。一時は巨額の資金トラブルに巻き込まれ、莫大な負債を抱えて表舞台から姿を消すなど、天国と地獄を幾度も経験しています。
裏切りや挫折を幾度も味わいながらも、決して他人のせいにせず、自力で道を切り拓いていく強靭なバイタリティこそが、後の「細木数子」という圧倒的存在感の土台となりました。