娘の自立を妨げている要因の半分は、無意識に世話を焼きすぎてしまう親側の行動にある場合が少なくありません。親子の共依存を克服するためには、親自身の「子離れ」が必要です。
まず見直すべきは、日常の世話を無条件で引き受けるのをやめることです。娘の洗濯物を畳む、起こしてあげる、頼まれてもいない食事を用意する行為は、娘の自立心を奪う原因になります。親離れ・子離れのコツは、成人した娘を一人の同居人・ルームシェアの相手として割り切って接することです。
娘のプライベートや将来に過剰に干渉するのをやめ、自分自身の趣味や夫婦の時間を充実させることで、家庭内の空気は劇的に変わります。「親が自分中心の生活を始めた」と娘に実感させることが、自立への最初の心理的刺激となります。