メン地下に足繁く通うファンが口を揃えるのは、「自分だけを見てくれる特別な時間」への依存です。テレビに出演するメジャーアイドルでは決して味わえない距離感で会話を交わし、名前を覚えられ、日々の悩みを聞いてもらえる体験は、孤独感や承認欲求を抱える人々の心を瞬く間に掴みます。
この過程で多くのファンが「ガチ恋(本気で恋愛感情を抱く状態)」に陥ります。「自分が使ったお金が彼の生活を支えている」「もっと積めば他のファンよりも特別な存在になれる」という心理が働き、いつの間にか客とアイドルの境界線が曖昧になっていきます。
自己肯定感を満たしてくれる居場所としての機能を持つ反面、承認を得るための課金額がエスカレートしやすく、気がつけば生活費を削ってまで通い詰めてしまう危険な依存構造が潜んでいます。