直射日光にさらされたエアコンの室外機天板は、炎天下では表面温度が60℃から70℃近くまで達することがあります。この過酷な熱負荷に対し、100均のアルミ遮熱シートを装着することでどれほどの温度変化が生まれるのか、実測データをもとに検証します。
サーモグラフィーを用いた検証実験によると、遮光シートを設置した天板部分の表面温度は40℃前後まで低下し、約20℃以上の遮熱効果が確認されています。天板が日陰になることで、本体内部への直接的な熱伝導を抑制する効果は確かに認められます。
では、肝心の「電気代節約」には直結するのでしょうか。大手空調メーカーの公開資料や電力消費測定データによると、室外機周辺の直射日光を遮り吸入空気の温度を下げることによる節電効果は、一般的な家庭環境で概ね2%から5%程度と試算されています。猛暑期の月間エアコン電気代が10,000円の家庭であれば、月額200円から500円程度の削減幅です。初期費用110円から330円の100均グッズであれば、ワンシーズンで十分に元が取れる計算になります。