「ネットの口コミが★4.8だったから選んだのに、噛み合わせが崩壊した」という相談が消費者生活センター等へ多数寄せられています。SNSやGoogleマップの評価は、院内の清潔感や受付の接遇といった「表面的なホスピタリティ」で高得点がつきやすく、不可逆的な医療技術の巧拙を反映していないケースが少なくありません。
失敗を避けるための第一歩は、日本矯正歯科学会の公式サイトに設置されている認定医名簿 検索システムを利用することです。
検索の手順は非常にシンプルです。学会公式ページの「認定医・臨床指導医を探す」メニューから、受診を希望する都道府県や市区町村を指定して検索を実行します。ここでヒットする医師は、厳格な審査基準をクリアし、かつ5年ごとの学会発表や症例更新を行っている現役の実力者であることが公的に証明されています。
取材に応じた矯正専門医は「ホームページに『矯正専門』と大きく書いてあっても、名簿に名前がないケースは珍しくありません。数日間のセミナーを受けただけでワイヤーやマウスピースを装着している一般歯科医も存在するため、学会のオフィシャルな名簿照合は必須の防衛策です」と現場の実態を指摘します。