Q1:ピッチャーが1点も自責点を取られていないのに、敗戦投手になることはありますか?
A1:十分にあり得ます。味方守備のエラーや捕逸によって「非自責点」の失点を1点取られ、自チームが0対1で完封負けした場合、その投手は「自責点0(防御率0.00)」のまま敗戦投手(負け投手)として記録されます。
Q2:2アウトからサードのエラーで走者が出た後、投手が暴投(ワイルドピッチ)を連発して失点したら自責点ですか?
A2:自責点にはなりません。暴投自体は投手の責任ですが、「2死からの失策がなければすでに3アウトでチェンジになっていた」というイニング再構成の原則が優先されるため、そのイニングの以降の失点はすべて非自責点となります。
Q3:第3ストライクの投球をキャッチャーが後逸して振り逃げされた場合、自責点の計算はどうなりますか?
A3:公式記録員の判定によって分かれます。投球が大きくワンバウンドするなどの「暴投(ワイルドピッチ)」と判定された振り逃げは投手の責任となり、その走者が生還すれば自責点になります。一方、普通の投球を捕手が捕り損ねた「捕逸(パスボール)」と判定された振り逃げは、エラーに準ずる扱いとなり自責点には含まれません。
Q4:満塁の場面でリリーフ投手が登板し、押し出し四球を出した場合はどちらの投手の自責点になりますか?
A4:三塁ランナーを出塁させた「前任の投手」に失点および自責点が記録されます。押し出し四球を与えたリリーフ投手には、対戦打者に対する四球の個人記録はつきますが、失点・自責点はつきません。