不倫報道から略奪婚という経緯を辿ったにもかかわらず、なぜ現在これほどまでに「理想の家族」として世間に受け入れられているのでしょうか。SNSや視聴者コミュニティの声、そして仕事関係者の証言を検証すると、いくつかの決定的な要因が浮かび上がってきます。
まず第一に挙げられるのが、内村光良の私生活における献身ぶりです。内村はテレビ番組のトークや自著、インタビューにおいて、家族に関するエピソードを過度に美化することなく率直に語ってきました。多忙を極めるレギュラー番組の合間を縫い、毎朝子供たちのお弁当作りに励んだり、学校への送迎を日常的にこなしたりしている姿は共演芸人たちからも広く証言されています。
特に徳永アナが2018年に『報道ステーション』の帯キャスターへ復帰する際、家庭内の大きな変化を受け入れたのは内村の全面的な後押しでした。夕方から深夜にかけて拘束される報道キャスターの仕事を妻が引き受けるにあたり、内村は「僕が夜の子供たちの面倒を見るから、思い切りやっておいで」と背中を押したと伝えられています。
ネット上の掲示板やSNSの反応を見ても、発覚当初の2000年代前半は「不潔」「もうテレビで見たくない」といった激しい糾弾が主流でした。しかし20余年の歳月をかけ、不祥事や浮ついた噂を一切出さず、互いを支え合って子供を立派に育て上げる姿を見せ続けたことで、「結果として本物の愛だった」「逃げずに家族を守り抜いた責任感は評価できる」と世論が完全に反転していったのです。