山崎製パンに対して「やばい」という強い言葉が投げかけられる背景には、単一の事件ではなく、長年積み重なった異なるレイヤーの懸念が存在します。ネット上の言説を整理すると、主に以下の4点に集約されます。
第1に、食品添加物への懸念です。特にパン生地改良剤として使用されてきた「臭素酸カリウム」や、ネット上で拡散されやすい「長期間放置してもカビが生えにくい」という現象が、消費者の健康不安を刺激し続けてきました。
第2に、生産拠点の労働環境と重大事故です。過去に週刊誌などで取り上げられた工場内での挟まれ事故や過密な生産ラインの実態が、SNSや大手掲示板を通じて拡散され、「ブラック企業ではないか」という疑念を生みました。
第3に、圧倒的な企業規模ゆえの露出度です。国内パン市場で約4割という突出したシェアを持つため、トラブルや憶測が発生した際の影響力が他社よりも格段に大きくなります。
第4に、災害時における驚異的な支援スピードです。大雪や震災の際に自社トラックが即座にパンを届ける神対応が「凄すぎてやばい」と称賛される一方、その過酷な配送網を支える現場への負荷を心配する声も混在しています。