アニメーションにとどまらず、海外映画やドラマの洋画吹き替えにおいても卓越した功績を残しています。特に“北欧の至宝”と称される名優マッツ・ミケルセンの吹き替えは、ファンの間でも決定版として定評があります。
映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のゲラート・グリンデルバルド役をはじめ、冷徹さの奥に漂う哀愁や色気を巧みにすくい取る吹き替えは、原音の魅力を損なうことなく日本語版ならではの深みを与えています。
ピアース・ブロスナンやジョン・マルコヴィッチといったハリウッドスターの吹き替えも数多く担当しており、洋画ファンからも「井上和彦の声が当たるだけで作品に重厚な品格が宿る」と高い評価を得ています。